昭和の名盤を目で楽しむ…東京・調布

厳選ジャケット400枚展示
懐かしのレコードジャケット(調布市文化会館たづくりで)
 歌謡曲やフォークなど昭和の懐かしいレコードのジャケットを集めた特別展が、東京都調布市の調布市文化会館たづくり(小島町2)で開かれている。
 多くは地元のコミュニティーラジオ局「調布FM」(周波数83・8メガ・ヘルツ)の呼びかけで一般市民から提供された。同局は「レトロ感あふれるデザインや当時のファッションを楽しんで」と呼びかけている。
 展示されているのは、1940〜80年代に発売された石原裕次郎、山口百恵ら往年のスターやグループのレコードジャケット約400枚。歌謡曲からアニメソングまでジャンルは多彩で、洋楽も含まれている。
 直径約30センチのLPレコードを覆うジャケットは、写真もデザインも迫力たっぷり。たばこをくゆらせる寺尾聰、カジュアルにジャンパーを着こなす矢沢永吉など、歌手のポーズやファッションからは、その時代を感じ取ることができる。
 今回の展示は、同局が2012年、レコードの魅力を再認識してもらう特別番組を企画したのがきっかけ。リスナーに番組で流すレコードの提供を呼びかけたところ、同年9月の放送日までに約4000枚が寄せられ、12時間の生放送で紹介した。
 うち約3800枚は同局に寄贈されたことから、個性的なジャケットも楽しんでもらおうと、厳選した約400枚の展示を決めた。
 調布FMの牧野道徳プロデューサー(34)は「今は自宅でレコードを聴く機会がほとんどない中、青春の思い出や親の愛蔵品であるために捨てられず、『多くの人に聴いてもらえるとうれしい』と寄贈した人が多かった。すでに廃盤となったものもあり、一見の価値があるはず」と話している。
 30日まで。午前10時〜午後6時、入場無料。24、25日は休館。問い合わせは、調布FM(042・483・0838)へ。
(2014年3月17日
読売新聞)

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