【新・関西笑談】ピアニスト・西村由紀江さん(3)
--ピアノを始めたのはいつからですか
西村
3歳の時に、ヤマハの音楽教室に通い始めました。
私たちが子供のころはお習字、水泳、バレエ、ピアノ…お稽古ブームだったんです。
お友達に影響されて、私もやってみようかと。
リズム遊びをしたり、厳しいレッスンではなかったですね。
--同い年の大阪出身のバイオリニスト、葉加瀬太郎さんが「由紀江ちゃんは大阪で、天才ピアノ少女で有名だった」とおっしゃっていましたが
西村
太郎くんは、ちっちゃな話をこんなに大きくするんです。
決してそんなのではなかったのですが、子供のころから海外でも演奏会の機会に恵まれました。
8歳の時に初めて、ヤマハの「音楽使節団」に選ばれて、東京や静岡のお姉さんたちと一緒にタイに行って演奏しました。
--ソロでですか
西村
自分のオリジナル曲を披露する使節団で、そのとき私が弾いたのは「たのしいお誕生日」。
それから一緒に行ったお姉さんたちとタイでは国歌を演奏したりしました。
--8歳でオリジナル曲を海外公演とはすごい。
やっぱり天才少女ですね
西村
そういうわけではないですが、大変貴重な経験になりました。
その頃の私、自分に全く自信がなかったんですよ。
人見知りで、友達もなかなかできない。
それでピアノにどっぷりはまったんです。
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